スープストックとはスープの出汁である。

スープストックとは、ブイヨン(Bouillon)のことで、
フランス料理のスープの素になる、日本でいう出汁のようなもの。
日本の出汁は、
予め、素材にそのものに時間をかけて熟成された昆布や鰹節を使うので、
料理の際には、時間かけずに、さっと出汁を引くことができるが、
フランスのブイヨンは、
牛すね肉やすじ肉と香味野菜、スパイスを使って、時間をかけて自製する。
フランス料理では、ブイヨンをベースに、
いろんなポタージュ(potage:仏語でスープの総称)を作る。
ところで、日本では、
澄んだスープをコンソメスープ、
クリーム状のをポタージュスープと言うが、
ポタージュとは、すでに書いたように、スープの総称であり、
コンソメスープも、ポタージュであり、
ポタージュスープとなると、「スープスープ」となる。
ところで、
Wikipediaでは、
・ブイヨン (bouillon)は、肉や野菜から取ったもの。
・フォン (fond)は、動物系のもの。
・フュメ (fumet)は、魚介系のもの。
となっている。
また、コンソメ (consommes:完全な) は、
肉と野菜を煮て出汁をとってから卵白を使って、
濁りと油分を凝集させて漉し取るという大変に手間のかかるスープを指す。
とある。ご参考に。

2007/09/26 Wed 13:36 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

されど出汁、されどもされども、出汁。

出汁は簡単だ。
でも、出汁は難しい。
出汁のどこが簡単なのか。
素人でも、出汁をひくのは簡単。
出汁のどこが難しいのか。
昆布でも、鰹節でも、本物を選ぶのが難しい。
しかも、本物は高価だ。
簡単なのに、家庭で出汁をひいているところは、どれだけあるだろうか。
こうした疑問が生じるのも、
昆布と鰹節の扱いに、難しさがあるからではないか。
しかしながら、
日本人のアイデンティティを再確認する意味においても、
たまには、本格的に出汁をひいて、
美味い吸い物でも、食したいものだ。

ところで、辻嘉一氏は分量について、
「最上の昆布と、普通の昆布の場合、(中略)
使う量に大きな開きが出来て来ますので一概に言えません。
地方によって昆布と鰹節の品質が、根本的に異なります。
そのため良心的な説明をすることは、至難なのです。」
「割り切った分量を明記した料理本は、
本当は不親切だとさえ私は考えます」(料理のお手本)
と、言っておられます。


2007/09/18 Tue 18:29 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

ソースクッキングといっても、備忘録みたいなものですが。

せっかく、
本格派ソースだとか、こだわりの調味料とか、ご紹介しても、
では、
どんな料理に使うのか、といったレシピがなければ、
使いようがない。
そこで、簡単に作っていただけるものを、
とりあえずは、
備忘録的に、ご紹介しておくのも、意義あることでは・・・
そういう思いであります。

2007/09/15 Sat 14:42 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

ソースと言えば、ウスターソースだった。

大昔、ソースと言えば、ウスターソースだった。
なんでも、ウスターソースかけていた。
茹でたじゃがいも、とまとスライス、キャベツ、
れんこんやちくわの天ぷら、カレーライス。
食卓の上には、しょうゆといっしょに、ウスタソースがいつもあった。
ベーコンといえば、くじらベーコン。
それといっしょであった。
中学、高校へとあがるほどに、
我がビンボー家の常識が、世の常識と違うことがわかり、
我がビンボーに自信を持ったものだった。
その反動か、ちょっとまじめに、ソースがメモってある。
しばらくお付き合いを。

2007/08/28 Tue 15:04 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

純和風の梅干と納豆はじまります。

レシピ的には、豆腐屋さんで扱うものが、ひと通り終わりました。
次は、日本人の食生活のふるさとである、
梅干と納豆編です。
納豆は、関西では昔々、縁遠いものでした。
ぼくらの幼い頃は、納豆といえば、甘納豆のことだった。
それが近年、納豆屋さんの大いなる戦略で、関西侵攻がなされ、
いまでは、普段の食卓に欠かせないものにまでなっているようです。
その点、梅干は、なじみがありました。
ビンボー人の強い味方でもありました。
梅干一個で、丼めし一膳が食べられたほどですから。
ところが昨今の梅干は、腰抜けになったようです。
高血圧という大敵を向こうに回し、
塩分控えめ、蜂蜜たっぷり、といったものが増えてきた。
しかも、梅干は中国産が増えたり、
国内産でも、原料の梅の実が台湾産であったり、
純国産の南高梅(南部高校梅)は、ブランド化して、
これは、庶民の手に届かぬものなったりとか、色々です。
梅干は、昔は、各家庭で自製していたそうですが、
ぼくの母は、梅漬けでした。
土用干しするのがじゃまくさかったのでしょう。
味は、もちろん、昔ながらのしょっぱいものでした。
その梅漬けを、最近、あるスーパーで見つけました。
小粒のものと、大きさ無選別のものと、2種類。
懐かしい味がしました。
もちろん、顔もしょっぱさで、しわだらけになりました。

2007/08/22 Wed 14:05 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

そばあれこれ

返しには、
本返し、生返し、半生返しがある。
本返しは、醤油を加熱処理して使い、
生返しは、砂糖やみりんを加熱してから、醤油を加熱せず使う。
半生返しは、適量の醤油で砂糖を煮溶かし、それに生の醤油を足しこむ。
それに加え、
返しにみりんを同量加えた「御膳がえし(上がえし)」がある。

薬味は、
ねぎ・おろし・わさびが基本。
一味、七味も、好まれるようです。
薬味で最も蕎麦と相性がいいのが大根おろし。
保科正之は、信州高遠藩主の時、辛味大根の絞り汁に焼き味噌を溶いたそうです。

2007/08/15 Wed 18:36 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

とりあえず、つゆとはつけつゆ、たれとはつけだれ、とします。

料理をおいしくしてくれる名脇役のひとつに、
つゆとたれがある。
脇役といっても、これがないと、美味が完結しない。
あったとしても、いまひとつであれば、
主役の美味を、まったく台無しにしてしまう。
よって、別項を設けたという次第。

2007/08/11 Sat 08:27 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

こんにゃくは、蒟蒻かこんにゃくか。

蒟蒻、と書くと、なんか知らん、正体不明の食べ物に見える。
こんにゃく、と書くと、あのぐにゃぐにゃのこんにゃくに見えるようになる。
こんにゃくは、女性にとって、ダイエットの強い味方であり、
こんにゃくは、男性にとって、砂おろしの最終兵器でもある。
故に、男女とも好きな食材にならざるを得ない。
しかし、こんにゃくには、欠点がある。
味がしみこみにくいのだ。
これが、難儀と言えば、難儀なことであり、
しかも、料理をする前に、
アク抜きをしなければばらない、というひと手間を要求してくる、
生意気さもあるのだ。
そんな欠点を、こんにゃく自らも気にしているのか、
いとこんになったり、
ねじりこんになったり、
ちぎりこんになったり、
おおむらこんになったりと、
その姿かたちを変転万化させ、媚びる体を見せる。
そこが、かわいいと言えば、可愛い。
初い奴じゃ、可愛がってくれようぞ、ということになる。
だから、こんにゃくは、禅問答的な蒟蒻ではなく、こんにゃくでいいのだ。

2007/08/05 Sun 08:25 | ひとりごと | トラックバック:0 | コメント:0

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